[
つまずきやすい人]
今回は
つまずきやすい人についてです。
普通に歩いているつもりなんだけどよくつまずいてしまうと
いう人がいます。
意識していないのにつまずいてしまいやすいとはどういう
ことなのでしょうか?
実際に歩いて確かめてみると分かることですが、歩いて
いるときに足の甲がうまく引き上げられず足先がひっか
かります。
つまり、足の甲を引き上げる(背屈)筋肉がうまく働いて
いないためにつまずきやすいと考えられるのです。
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人間は歩くときに地面を蹴って前に進んでいきます。
ですので、足の裏を下に押す(底屈)働きをする筋肉が
多くあります。
ところが足の甲を引き上げる筋肉はそれほどありません。
腓骨筋という筋肉がありますが、腓骨筋には長腓骨筋、
短腓骨筋、第三腓骨筋の3つがありますが、このうち足を
背屈させる筋肉は一番短い
第三腓骨筋のみです。
腓骨筋は3種類とも足を背屈させると思っていませんで
したか?
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あと、足を背屈させる筋肉は前頚骨筋と
長指伸筋があります。
歩いていてつまずきやすいという人はこれらの筋肉を見て
みるといいと思います。
たとえば第三腓骨筋の起始部(むこう脛の外側)を押さえると、
固くなって痛みがある場合があります。
こういう場合は第三腓骨筋がこっていてうまく働いていない
のではないかと推定できますね。
また、前頚骨筋の起始部(膝のすぐ下の外側)を押してみる
と痛みを感じるときもあります。
逆に緩んで筋肉が動かないときもあります。
こういう場合はは足を底屈させて反対側に抵抗をかけてみたり、
足先を内側に(内反)動かして抵抗を加えるとこれらの筋肉を
緩めることができます。
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これらの筋肉を調べてゆるめてあげると意外と足の甲が
上がりやすくなることがありますよ。
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