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[
重心と安定]
みなさんは「
ヤジロベー」というのをご存じですか?
こういうのです。
(写真なし)
かかしの小型版みたいなので、両手の先におもりがついていて
指先でまん中(支点)を支えるとゆらゆらと左右に揺れる
おもちゃです。
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「
ヤジロベー」が左右釣り合うのは「
てこの原理」というので
説明されます。
「
ヤジロベー」は竹ひごとか木とかの軽いものでできていて、
両手の先だけ重い木や石や時には大きな野菜になっています。
重さだけでいうとほとんどこの「おもり」の部分の重さなので
このおもりだけで考えてみますと、指先で支えている(支点)
からおもりまでの垂直距離とおもりの重さの積が左右で同じ
なため釣り合っているといえます。
式で書くと
(右手のおもりの重さ)×(右手の支点からおもりまでの距離)
=(左手のおもりの重さ)×(左手の支点からおもりまでの距離)
となります。
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では今度はこの「
ヤジロベー」が傾いて落っこちないのはなぜか?
物体には
重心というのがあります。
先ほどの左右の釣り合いのように上下方向や奥行き方向にも
釣り合う点があって、それらが重なったところといえます。
「
ヤジロベー」でいうと右手と左手のおもりを結んだ直線と
支点からの垂直な線が重なった点がだいたいの重心いえます。
この「
ヤジロベー」の重心は何もない空間にありますね!
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上下方向で見ると、この「ヤジロベー」の重心は指で支える
ところ(支点)よりも
下方向にあります。
ものを支える位置が
物体の重心より上にあるときその物体は
安定します。
この「
ヤジロベー」はそういう状態なので傾いて落っこちずに
安定して左右に揺れているんですね!
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じゃあ、固体じゃなく、手が伸びたりして形は一定しないけど
人間にだってこの「
重心」というのが存在するはずですよね!
つづく
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