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「こりとりたかの楽々施術記!」(臨床操体法の世界)
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[
二関節筋]
こんにちは たかです。
筋肉の端は腱となって骨に付着していますが、筋肉の
両端は同じ骨には付着していません。
必ず別の骨とくっついていて、筋肉が縮むことによって、
両端に付着している骨が近づくことによって体を動かし
ています。
普通、骨と骨の間には
関節というのがあって、筋肉は
この関節をまたいでいます。
多くの筋肉は一つの関節をまたいでいますが、中には
二つをまたいでいる筋肉もあり、「
二関節筋」と言います。
代表的な二関節筋として、
足首の関節と膝ヒザの関節をまたぐ「
腓腹筋」「
足底筋」
ヒザの関節と股関節をまたぐ「
縫工筋」「
薄筋」
「
大腿二頭筋の長頭」などがあります。
関節が一つだけの動きよりも関節二つ合わせたときの
動きのほうが
自由度が大きくより
複雑な動きになるわけで、
二つの関節をはさむこの二関節筋が緩んだりコったりする
ことによって、腰の位置とか足の長さとかの
からだのゆがみ
が変化してしまいます。
ですから、この二関節筋を緩めたりしたときには、体のゆがみ
がどう変化したのかを見極めながら施術しないとあとでからだが
真っ直ぐになっていなくて、どの筋肉がまだコっているのか
分からなくなってしまいます。
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