臨床操体法とは
「臨床操体法」は、仙台在住だった故東北大学教授 橋本 敬三先生が民間療法
の一つだった正体法をもとに作り出した筋骨格系の矯正法である「操体法」をベース
に、大阪在住の辻本安久先生が全身の各筋肉を緩められるように改良を加えた全く
新しい方法です。
つまり、臨床操体法は力を軽く加えることにより筋肉を緩める手技です。
どうして筋肉
筋肉の両端は腱となって骨に付着しています。筋肉が縮んだり伸びたりすることに
よって、骨が動き私たちは歩いたり、飛び上がったり、物をつかんだりすることができ
るのです。
私たちの体にある骨のほとんどには筋肉が付着しています。
ですから、筋肉が縮んだままだと骨の位置が変わり体が歪んでしまったり、神経を圧
迫したりしてしまい、足首、ヒザ、腰、肩、首などの体に不具合が生じてしまうものと
考えております。
そのため、臨床操体法ではこれらの縮んでいる筋肉を緩めることにより、体の歪
みをとり本来のバランスのとれた正常な状態へと整えていこうという考え方なので
す。
本人がいろいろな方向に力を入れたり抜いたりするちょっと変わったやり方なのです
が、慣れるとスムーズに出来るようになります。
また、
臨床操体法は運動療法ですので日頃運動をあまりしていない人は筋肉痛に
なったりしますが、大丈夫です。
そんなときにはもう一度行うと、その筋肉痛はとれてしまいます。
ちょうど激しいトレーニングをして筋肉痛になったとき、そのままもう一度トレーニング
をするとその痛みが消えてしまうのと同じです。
追伸:
臨床操体法に興味のある方、質問のある方は
お問い合わせよりメールにてお受
けします。
また、体に不具合を生じている方もご質問にお答えします。
ゆうめん療術院
遊免 孝之